保険医協会の活動
日常診療、経営、生活を守り、医療制度の改善をはかる
◇医療保険制度、診療報酬の改善をめざして
保険医療制度の将来を考え、国民皆保険制度を守り、医師も患者もともに喜べる医療をめざし、保険医療制度の改善、地域医療制度の改善などを求めて国民と手を携えて運動しています。
診療報酬の改善は、医療機関の経営安定と医療内容の充実にとって切実な問題です。協会は診療報酬問題を重視し、改善運動に取り組んでおります、診療報酬改定時には迅速な情報とわかりやすい検討会を開催して、喜ばれております。
また、日常の請求事務の疑問、質問の相談にも取り組んでおります。
◇審査改善をめざして
厚生労働省は「医療費抑制」の柱として、審査、指導、監査の強化をしています。保険医が医学的裁量を貫けるよう、審査改善の運動に取り組んでおります。
◇診療内容向上の活動―講演会・研究会の開催
「医療政策」「医療経営」「保険診療」「接遇教育」など、これからの医療を展望しての講演会、地域住民のかかりつけ医としての技術の向上のための研究会や医療機関の経営を支えるための研修会を随時開催しています。
◇豊富な情報と診療と経営に役立つ出版物
「正確な情報を素早く」「将来を見通す的確な情報とその分析」を会員にお知らせするために、医療に関する豊富で最新の情報を載せた「全国保険医新聞」(月3回)、月刊保団連の定期刊行物のほかに各種増刊号を発行しています。また会報として「宮崎保険医ニュース」を発行し、情報活動に努めています。
◇協会は医科・歯科一体で、さらに勤務医との協力も
協会は、医科・歯科の保険医がお互いに協力し合い、一つの団体をつくっていることも大きな特徴です。また開業医と勤務医の協力体制も重視しています。今後も力を合わせて多方面の活動をすすめていくことにしています。
◇女性会員のつどい活動の充実を
女性医師・歯科医師が活躍される場が大きく増えております。しかし、社会のハンディによる改善点の克服がまだまだ望まれます。協会では女性会員のつどいの今後の活動の充実をさらに図ることとしています。
◇会員のための福利活動
共済制度の充実・・・・保険医年金、休業保障制度、グループ保険の3大共済を実施し保険医のライクサイクルに適した共済制度の充実に努めています。また、協会日帰りバスツアーやデジタルカメラ撮影会など会員の交流にも心がけています。
◇地域の医療・福祉の改善をめざす活動
医師と患者との信頼関係を重視して「健康テレホンサービス実施」活動をおこなっています。また、他の医療関係団体や住民団体とも協力して、介護保険の充実や乳幼児医療の改善など地域医療の向上をめざして活動しています。